家づくりは設計と施工という二つの要素を中心として進められます。設計事務所は施工を分離して、設計主導で、お客様にとって理想の住まいを追求できます。その追求を少数の設計スタッフが行うのではなく、数多くの仲間が集まり、それぞれ個性を発揮することで実現していくということがフリーダムの大きな特長です。設計スタッフの個性を尊重しながら、デザインという引き出しを数多くそろえることで、どのようなお客様のニーズにも対応する。このスタイルで成長を続けて、今では国内最大の規模を誇る設計事務所に成長しました。また家づくりは、設計や施工だけで成り立つものではありません。土地探し、資金計画、施工監理など、さまざまな要素が必要になりますが、そうした従来の設計事務所には不足していた要素をカバーすることもフリーダムの大きな強みになっています。

フリーダムでは、今後もさらなる成長を促進するため、新たな仲間を募集しています。まだ経験の浅い方でも問題ありません。フリーダムでは短期間で個々の成長を促す環境が整っています。例えば設計スタッフの場合、5年で独立できるだけのスキルを身に付けることができるでしょう。早い段階からお客様を担当し、責任のある立場で経験を積んでいただき、ときにはさまざまな経験を積んだ数多くの仲間に相談しながら、実践的なスキルを獲得していきます。また社内外の設計スタッフが知識を持ち寄るデータベース「建築知識研究所サイト」を活用することも有効でしょう。こうした環境で個性を伸ばし、設計スタッフとしてのプライドを持ちつつ、お客様のご要望に耳を傾ける「素直な設計職人」に育ってもらうことを願っています。

また、不動産スタッフであれば、「お客様の理想の家づくりをサポートする」という視点から土地探しに当たるという姿勢が大切です。一般的な不動産業においては、単価の高い物件を仲介することを優先する傾向が強いのですが、そうした概念を変え、よりお客様の立場で考える姿勢がフリーダムでは必要になります。そのためには建築に関するさまざまな知識が求められることもありますが、数多く在籍する設計スタッフに相談するなど、意欲さえあれば勉強できる環境は十分整っています。

フリーダムは今年設立20年を迎えました。これまでのノウハウの蓄積を活用しながら、今後はリノベーション、オフィスや医療施設などの分野への進出を視野に入れています。それを実現していくためには、これから入社される方々の力も必要となるでしょう。さらなる成長のためにも、力強く協力していただける皆さまをお待ちしています。

代表取締役社長
鐘撞 正也